衝動的に勢いで会社を辞めたけど、特に困らなかった話

「会社を辞めたら大変だよ?」

ブラック企業を辞める直前、あらゆる人からそう言われました。

そんなこと気にしてる場合ではなかったので辞めましたが、結果的に特に何も困りませんでした。

新卒6ヶ月でブラック会社を辞めた

ある年の10月、ぼくは新卒で入社した会社を退職しました。

「経歴に傷がつく」
「再就職は難しい」
「来年の所得税が」
「国民健康保険が」

いろいろと不安はありましたが、もういろいろと追い詰められてて精神が限界だったのでとりあえず辞めました。

退職の手続きを終えると、平穏な日常が訪れました。

会社には行かなくていい。
なんなら家から出なくていい。

ただ、生活費は稼がないといけない。

「どうしようかなー」

完全にノープランでした。

ノープランでノーフューチャーですけど、とりあえず辞められたことが嬉しかったので気にしないことにしました。

無計画に辞めた後

とりあえず本屋でバイトを始めました。

あと、会社勤務時代からやっていたWebデザインの副業も並行して取り組んでいました。

「定時で帰れるって素晴らしい……!」

そんなことを思いながら毎日を過ごしていました。

そして特に何も困らなかった

確定申告とか、所得税支払いとか、家賃とか生活費とか、まあいろいろ費用として出ていくお金は多かったです。

でも、バイトも副業もやってたので特に困りませんでした。

そして半年が過ぎた頃、思いました。

「会社辞めたけど特に困ってないな」

大学を卒業したら正社員にならなければ生きていけない、という常識の中で生きてきたぼくにとって、別にサラリーマンでなくても何も問題なく生きていけると知れたのは大きな衝撃でした。

ほんとうに、何もトラブルは起きませんでした。

「やばい!会社勤めしてなかったから今まさに死にそう!」

みたいな局面は1度も起こらず。

拍子抜けするくらいの日々でした。

働いてて死にそうなら、辞めると生きられる

そうは言いつつも、やはり会社を辞める時はものすごく不安でした。

だって周囲には会社に勤めてる人しかいないわけですから。

そういう人たちの話を聞いていたら、知らずしらずのうちに「会社を辞める」という選択肢が「絶対避けるべきもの」に映ってしまいます。

自分の心身のことは自分が一番よく分かります。

転職を考えるのも、とりあえず辞めてから考えるのも、どちらも大丈夫です。

だいたい何とかなります。

まとめ

今まで生きてきて様々な経験をしましたが、先のことを一切考えずにブラック会社から逃げ出したことは大きな前進でした。

人生なんとかなるもんです。