ブログやってたら外資系企業に就職できた話

いやー。

ブログすげえな

って思いました。

「夢なのでは?」
「こんなに都合のいいこと起こるわけがない」

って疑ってます。

おかげで現実に存在している自信がありません。

何があったのか、少しずつ振り返っていきます。

最初にカンタンに自己紹介しときます!

  • 名前:ミライジョー
  • 年齢:29

「最高の人材を探しています!」

ある日、突如として届いた1通のメール。
それがすべての始まりでした。

タイトル:「最高のデザイナー様」として、どうかお力を貸していただけないでしょうか?

初めまして。
私は◯◯の人事を担当しております、XXと申します。

突然のご連絡で、突然なことを申しあげるのですが
(中略)

一読して、「この会社は他とはちがう」と感じました。

まずタイトル。
「突然失礼いたします」「いつもブログ拝見しております」「人材採用について」といった情報量の少ない格式ばった文章ではなく、

「最高のデザイナー様」として、どうかお力を貸していただけないでしょうか?

これだけで、

  • 会社の人事の人からのメールだな
  • 人材登用のお誘いだな
  • デザイナーとして期待されている
  • 現時点でこちらの力を高評価してくれている

ということが一瞬で分かります。
なおかつ、思わずクリックして本文を読みたくなる文章。

解説するとめっちゃ長くなるので省略しますが、「話を聞きに行ってみたい!」と感じさせるようなスカウトメールでした。

今年の春から月1くらいで「人材登用メール」が届くようになったのですが、他とは一線を画すクオリティー。

「この会社には何かある」

面接の日程は、すぐ決まりました。

まさかのきっかけ

面接日。
案内された会議室で、人事担当の方お二人と1時間ほどお話させていただきました。

人事の方たちの

  • 壮絶な頭のキレ
  • 豊富なスキル
  • 分析能力
  • 圧倒的コミュニケーション能力

を目の当たりにして、「もしかしてここはスゴい所なのかもしれない」と感じました。
※外資系だと気づくのはもっと先の話です

人事の方「いやー拝見しましたよ、ポケビの記事
人事の方「めっちゃ面白いですねー」

!?

ポケビの記事……ってあれか?

18年ぶりに復活したポケビに感動して「どうせ今回も誰にも読まれないだろうけどとにかく書きたい!」って思いだけで書きなぐったあの記事のこと?

参考:18年ぶりに復活したポケットビスケッツに感動した話

あれを、読んでくださったんだ……。

そっかー。
何か……すごく嬉しかったです。

面接序盤はポケビの話でめっちゃ盛り上がりました。

で。
1時間お話しして、とにかくいったん実際の仕事っぷりを見て判断してくださいという結論になり。
翌日からしばらく働かせていただくことになりました。

ちなみに面接では聞かれたのは、「年齢」「今までやってきたこと」が3割くらい。
「今後どんなビジョンを持っているか」「どういう夢を実現したいと思っているか」「現状のスキルをどう活かそうと思っているか」が7割。
徹底的に未来志向の面談でした。

「新卒6か月で辞めてwwwあらゆるバイトや派遣を4か月以内で辞めてるんですよwwwww」
みたいな話にも難色を示さない……というかあくまで現在の実力を測ろうとしてくださる会社はここだけでした。

面接から1か月経ちますが、出身大学とかいまだに1回も聞かれたことないです。

なお当然のように履歴書は不要でした。

あれ?みんな優秀すぎじゃない?

で、試用期間に入って働き始めたわけですが。

全員超優秀

ヤバい。

空前絶後の有能社員オンリー

なに?
え?
こわい

めっっっっっっっっちゃ仕事できる人しかいない

鬼。

なんか……あれです。
過去に一時期だけ、外務省で働いてた方と一緒に仕事させていただいた経験がありまして。
当時は「うわあああああこういう人ともっと一緒に仕事したいなー!!!」って強く思っていたのですが。

その人と同じくらいの方たちでフロアが埋まっていました。

ヤバい。

すごく嬉しいんですが、みなさんめっちゃ優秀すぎるので

私ここで生き残れないんじゃね?

って割と早い段階から思ってました。

今でも思ってます。

生き残りたい……生き残りたい……
まだ生きていたくなる……
ポケビの導きでいま、めぐりあった……!

え?みんな若くね?

なんかね?

全員めっちゃ若いんですよ。

私29歳なんですが、私より年上はほぼ全員が最高幹部。
しかも30とか31とか。
化け物かよ。

で、実際に業務を回しているのは25歳以下の若者たち。
みんなめっちゃ優秀。
化け物かよ。

本当に年齢層が低くて、現役大学生や休学してる大学生の人たちもガッツリ仕事回してる。
当然のように多大な利益を上げている。
化け物かよ。

私の直属のボスは(たしか)20歳前後ですが、入社してすぐに粗利1000万円確保したり、売り上げ1億円達成したり、何なら現時点で株式会社の社長も兼任してます。
化け物だよ。

そんな中に29歳のロートルがまぎれこんじまったわけです。

私は生きていけるのでしょうか。

理不尽なことがひとつもない職場

そんな職場のいいところ挙げてくぞー!

感情で行動する人がいない

はいこれ。
誰一人として感情的に怒鳴ったりしない。

というかそもそも怒らない。

修正すべき点があったらそれを普通のトーンで伝えてくれる。
それだけ。

これまでの職場だと、上司や先輩からの暴言・暴力・問題行動があたりまえだったので本当にびっくりしました。

「私も入って1年くらい経つけど、感情的になってる人は見たことないなー」

とは、ある先輩(年下)の談。

すげえ。

給料がエグい

「みんなすごいモチベーション高いなー」

と当初から思っていたのですが、その秘密は給与体系。

じつは、「チームや個人で出した利益の数十%が給料として支払われる」という夢のような給与制度になっており、そのおかげで全員が超モチベーションで仕事しているようです。

扱える金額がデカいので、トップの方なんかは月給がリアルにケタ2つちがいます。

パないの!

強制されることがひとつもない

残業を強要されたり、休日出勤を頼まれたりすることもなく。

プライベートを尊重するので、基本的に業務時間以外はウルトラフリー。

定時でさっと帰る人もいれば、より高い成果を出すために遅くまで残業する人もいる。

それらはすべて自己決定により行われています。

個々人の裁量権の大きさ。

これまで私がいた職場は何だったんだろう。

「金で解決」力

私「やべえ……社用PC欲しい……」
私「良いスペックのやつだと最高だけど……」
私「とりあえずダメもとで聞いてみよう!」

私「すみませんwwwこのMacbook Pro(約30万円)wwww社用PCとして欲しいんですwwww」

上司1「いいよー」
上司2「いいよー」

( ゚д゚)

上司1「注文しといたから10日後に届くねー」

( ゚д゚ )

入って10日で先輩に

とにかく早く結果を出さないと生き残れないので、平日は夜遅くまで残り、休日は勉強や資料研究などに明け暮れていた日々。

一人の後輩ができました。
大学のインターン生です。
早慶上智クラスの現役大学生。
面接の翌日に休学届けを出してまで「この会社でやらせてください!」と言ってきた剛の者。

この子がですね。
いやーほんとに。

ドチャクソ優秀。

もビックリするくらい有能。

私が3日目に作った成果物のクオリティーを、1日目の時点で超えている。
しかも所要時間は私の半分。

んぬあああああああああああああ

すげえええええええええええええええええ

くやしすぎる。
私はいったいこれまでの人生で何をしてきたのか。

くっそーーーーー

仕事的にも見習う部分がとても多いので、とにかくこの子をガチパクリして自分の仕事に取り入れていきます。

人生をフルコミットできる場所

自分の全力を出しても、ぜんぜん足りない。
もっともっともっともっともっともっとだ。

そんな、本気で生き切れる場所。

めぐりあえて本当によかった。

憧れていた外資系には、この会社には、すべてを懸ける価値がある。

なぜ私は外資系企業に転職できたのか

外資系なんて、自分みたいな落ちこぼれには一生縁がないものと思っていました。
このまま凡人にもなれない日々が続いていくだけなんだって。

でも、いきなり怠惰な日々は終わりを告げた。
1通のメールによって。

なぜ福音は訪れたのか。

ブログをやっていたから。

このブログを3年半ほど続けて、「雑記」とか「論理クイズ」とかをメインに書きつつ、たまに「Webデザイン」とか「ライティング」のこととかを書いていました。

とにかく、「私はこういう人間だよ」「こういうのが好きだよ」「こんなのやったよ」という情報を発信し続けた。

それが運良く人事の方の目に留まった。

そう。
いつだって、誰かがあなたを探している。

でもあなたの情報は、発信しなければ誰も見つけてくれない。

べつにブログじゃなくてもいいんです。
SNSでも転職サイトでも、とにかくあなたの情報を誰かの目に届けなければ、誰もあなたを見つけられない。

まあそんなわけでね!!

みんなブログ書こうぜ!!!

まとめ

とかなんとか偉そうなこと言ってきましたが。

私まだ試用期間なので、

これからクビになる可能性はめっちゃあります。

ぐぬぬ

今日も明日もがんばろう