論理クイズ「幼女と3つの電球」ではリアルな発想力が必要になる

おそらく論理クイズの中でも最もカンタンであるこの問題。

発想力さえあれば、きっとミスすることなく正解を導けるでしょう。

問題

幼女がいる部屋Aには3つのスイッチがある。

部屋Aの3つのスイッチは、部屋Bに置かれた3つの電球にそれぞれつながっている。
ただし、どのスイッチがどの電球に対応しているのかは分からない。

いったん部屋Aから出ると、部屋Bには行けるが部屋Aに再び入ることはできない。

いま幼女は、部屋Aの3つのスイッチが部屋Bのどの電球につながっているのかを知りたい。

幼女はどのような行動を取ればいいだろうか?

さあ、解いてみよう!

スイッチと電球が2つずつなら話はカンタンなのですが、本問はそれぞれ「3つ」

どのような行動なら幼女は目的を果たせるのでしょうか。

特にヒントはなし。

発想力がすべてのカギを握ります。

そんなに難易度は高くないため、1分以内でも答えにたどりつけるはず。

少し下にスクロールすると答えがあります。

 

 

 

 

 

正解

3つのスイッチをそれぞれ「A1」「A2」「A3」とする。

まず、「A1」のスイッチだけONにする。
このとき「A2」と「A3」はOFFにしておく。

数分経過したのち「A1」のスイッチを切り、「A2」のスイッチを入れる。

その後、すぐに部屋Bに行く。

灯りがついている電球は「A2」スイッチとつながっている。
灯りが消えていて冷たい電球は「A3」スイッチとつながっている
灯りが消えていて温かい電球は「A1」スイッチとつながっている。

解説

「電球のスイッチを入れる」
「電球のスイッチを入れない」

の2パターンで場合分けができることには多くの人が気づきます。

しかしそこから「電球」という要素が存在する意味に気づけるかどうかが正解へのカギです。

「点灯」「発熱」という特性を持つ電球をうまく活用することで、「視覚」に加え「触覚」のパラメータを付随し、
「スイッチを入れた」
「スイッチを入れて切った」
「スイッチを入れない」
という3種類の状態を作り出すことができます。

まとめ

電球の活用に気づかないとちょっと難しいかもしれません。

でもこういう「頭の体操」的なクイズって純粋に面白いですよね。

もっと論理クイズ流行して一大ブームになりますように。

140字以内の問題文

幼女がいる部屋Aにはスイッチが3つあり、それぞれ部屋Bに置かれた3つの電球につながっている。ただしどのスイッチがどの電球に対応しているのかは不明
部屋Aから出ると部屋Bには行けるが部屋Aには戻れない
部屋Aのスイッチがどの電球につながっているかを知るために幼女Aはどうすればいい?