あなたはハスメドを知っているか

ハスメド。それは永遠の輝き。星々のきらめき。
ハスメド。それは地上の天使。幸せの青い春。

かつて2人の女子高生がいた。
ハスキー、そしてメドレー。
今では「伝説」を意味する代名詞である。

 

はじまりは、何だったのだろう?
運命の歯車は、いつまわりだしたのか?

時の流れのはるかな底からその答えをひろいあげるのは、今となっては不可能にちかい……

だが、たしかにあの頃彼女たちは、
おおくのものを愛し、
おおくのものを憎み……

何かを傷つけ、
何かに傷つけられ……

それでも、風のように駆けていた
青空に、笑い声を響かせながら……

 

「あの頃」を知る者も少なくなった。

今こそ全ての謎を解きあかそう。

「ハスメド」はいかにして伝説になったのか?

ハスメドとは

「ハスメド」は「ハスキー&メドレー」の略語である。

女子高生メドレーが同じクラスの完璧美少女ハスキーのことを気にし出したことからすべてが始まった、まるで物語のようなラブストーリー。

これから述べるのはすべて実話である。

時系列で追うハスメドの歴史

2007年:出会った2人

時は2007年4月。

とある女子高に入学した2人の女子高生がいた。

1人はハスキー。
通称「完璧すぎる女の子」。

当時の関係者が評するには

美形なのに親しみがある。身長160cm後半ぐらい。細身なのにおっぱいがある。髪の毛ツヤツヤ。頭いい。学年トップ3。運動神経抜群(陸上、バスケ、剣道で全国大会)。ピアノとバイオリン超絶うまい。ギターもできる。親がデザイナーで家めっちゃでかくて、小さいグランドみたいなのがあってバスケコートがある。シベリアンハスキー飼ってる。社交的。ギャルにもオタクにも接し方が同じで楽しそうにしゃべる。誰にでも優しい。後輩に慕われてて先生からも好かれている。字がうまい。アニメアニソンにも精通。ゲーム好き。ビーマニ超うまい。

とまさに「完璧」の意味を体現するために生まれてきたかのような存在であったという。

もう1人はメドレー。
通称「メドレー」。
その名の由来は「牝奴隷」に端を発する。
いろいろとアレである。
後年明らかになったことだが、実はかなりの努力家かつ人気者で、その人望はハスキーに引けを取らない。

かたや優等生。
かたや落ちこぼれ。

高校1年生で同じクラスになった2人は、対極ともいえる立ち位置にあった。

互いに耳目を集める存在であったことから相手をなんとなく意識していたという。

だがこの頃、両人は予想だにしていなかった。

この1年後に自分たちが恋に落ちることなど。

さまざまな出来事、多くのすれ違いと接近、邂逅と混迷を経て、彼女たちの心は揺れ動いていく。

自らの気持ちに整理もつかぬまま、次第に色彩をつけ始めた時間は瞬く間に過去を置き去りにして明日を明後日を運んでくる。

季節は巡り、気づけば高校入学から1年が経っていた。

そして運命の夏が来た。

2008年:【2chスレ】クラスの完璧すぎる女の子の弱点を暴きたい

平年よりも梅雨明けが早い夏だった。

日本各地で記録的なゲリラ豪雨、突風、雷などが相次いだ。

後世の歴史家は、それを「時代の転換点を知らせる前触れ」と分析した。

2008年7月12日。
翌日に日曜を控えた土曜日の夜。
23時11分5秒のことだった。

日本最大の匿名掲示板「2ちゃんねる」のVIP板に、とあるスレが立った。

「クラスの完璧すぎる女の子の弱点を暴きたい」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:11:05.71 ID:mT9pNUhx0

怯んでる所が見てみたい

2ちゃんねるに書き込みをしたのは当時高校2年生だったメドレー本人。

この時、世界は初めてハスメドを観測した。

歴史が動いた瞬間であった。

 

メドレーが書き込んだ内容は

  • クラスに完璧な美少女がいる
  • その子の弱点を見たい

というもの。
2ちゃんねる的には聖人君子のごとき清らかな欲求である。

お祭りさわぎが好きな2ちゃんねる住人によって魅力的な企画書が続々と提出される。

  • 「お前の弱点は完璧である事だ」って言えば大丈夫
  • 後ろから抱き付いて胸を揉んで、耳をはみはみして、反応を確かめろ
  • そいつの彼女になれ
  • 口説け

ちなみにこの時、完璧美少女に「ハスキー」というあだ名がついた。

数ある提案の中からもっとも現実的な

「ハスキーの弱点って何?」と書いたメールを送る

というタスクを遂行するメドレー。

すぐに返ってくるハスキーからのメール。

日付が変わった深夜、距離を超えて幾度となく往復する電子の書簡。

少しずつ進展していく様子が文字情報となってディスプレイに現出し、日本各地の名もなき住人たちも固唾を飲んで見守る時間が続く。

「まあ現実にはそうそう劇的なことなんて起こらないだろう」

特に目立った情勢の変化もなく、多くの住人が眠りにつこうとしていた。

そんな時、突如として事態は急転直下を迎える。

メドレーがスレを立てて2時間半が経過した時のことだった。

午前1時40分13秒。

メドレーが半ば冗談めかして送った「私と付き合ってよ」という大意のメールに対し、ハスキーから返事が返ってきたのだ。

「メドレーが起こすから寝れなくなったじゃんかー!w
もー早く寝て酔い覚ましなさいw
 
ってかそれ本気?

メドレーの本意を探る質問文。
それは、本来であれば返信に用いられないはずの一文だった。
……メドレーが「ただの友達」であれば。

「もしあなたが本気なら」
「冗談で終わらせたくない」
ハスキーはそう思っている可能性が高いと、十人中八人が答える局面。

当初だれもが思っていた「脈なし」の気配は一瞬にして消え去った。

にわかに沸き立つ住人たち。
高騰するボルテージ。

「これは面白いことになるかもしれない」

誰もがそう思った。

……とはいえもう遅い時間だ。

歴史の夜は更け、始まりの日は熾火のようにじりじりとした熱をもって当事者・観測者たちを明日への眠りに誘っていく。

よっしゃあああああ明日に備えるぞおおおおおおおおお

何かを成し遂げた感のあるメドレーの叫び声とともにスレは終わりへ向かう。

そして現代日本がもっとも神話に近づいた3時間が幕を下ろした。

時刻は午前2時。
草木も眠る丑三つ時だった。

これをきっかけにして、メドレーとハスキーを取り巻く様相はジェットコースターのごとき二転三転四五六七転を見せていくことになる。

2009年〜

その後、2人はどうなったのか?

続きはぜひあなた自身の目で確かめてほしい。

エピローグ

2018年。
あれから10年の月日が流れた。

長く積み重ねられた過去はいつしか未来へと姿を変える。

かつて描いた原風景を各々が手で築き上げて。

 

実は現在、リアルタイムでハスメドの動向を知る方法がある。

Twitterだ。

ハスメドはTwitterをやっている。

そしてつい先日、2人は婚約した。

 

この空の下、どこかの大地に彼女たちはいる

風のように毎日を駆けぬけて

青空に笑い声を響かせながら……

 

 

伝説は、今も続いている

参考文献

YouTube:【2chスレ】クラスの完璧すぎる女の子の弱点を暴きたい
Youtubeだと見れない動画が多い

百合スレまとめメモ:ハスキー&メドレー
文章。完全版。動画には載っていないエピソードも多数

ハスメドテーマ曲:【初音ミク】Sweetiex2【ハスキー&メドレーPV】

 

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