29連勝!プロ将棋棋士の藤井聡太四段は何がすごいのか徹底解説!

「史上最年少のプロ棋士」「歴代最多連勝記録」で大きなニュースになった中学生天才棋士、藤井聡太四段。

わずか14歳にして将棋界を代表する存在になった彼のすごさを徹底解説します!

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公式戦の連勝記録1位!最多記録を更新

30年ぶりの快挙

藤井聡太四段は、プロデビューしてから公式戦を29戦行いました。

そしてその全てに勝利しています。

29戦全戦連勝。

従来の公式戦連勝記録1位は、神谷広志八段の28連勝。
藤井四段は、それを大幅に塗り替えての単独1位を達成したのです。

デビュー直後からの猛進撃

しかも、藤井四段の場合は「デビュー以来の公式戦連続勝利」であることに注目してください。

プロデビューしたばかりの棋士が、30年もの間あらゆるプロが破れなかった連勝記録を突破したのです。

そのうえ、対戦相手には「千田翔太六段」「都成竜馬四段」「澤田真吾六段」「増田康宏四段」など、棋界の未来を担う強豪との対局が多く含まれます。

これがどのくらいすごいのかスポーツで例えると、
野球なら「プロデビュー以来29試合連続ホームラン」
サッカーなら「プロデビュー以来29試合連続ゴール」
くらいのものです。

上の例はやや大げさかもしれませんが、藤井聡太四段が将棋界にもたらした衝撃はそれくらい大きなものでした。

史上最年少棋士

藤井聡太四段が持つもう1種類の記録といえば、「史上最年少」に関するもの。

14歳2ヶ月でプロ入りを果たした藤井四段は、それまでの最年少記録であった加藤一二三九段の「14歳7ヶ月」という記録を大きく更新して歴代1位につきました。

そして2016年12月24日、藤井四段のプロデビュー戦である「第30期竜王戦6組ランキング戦」において、歴代最年長棋士となりつつあった加藤一二三九段(ひふみん)との公式対局が行われました。

両者の年齢差は62歳6ヶ月。

しかも、「史上最年少棋士 VS 藤井四段が現れるまでは史上最年少棋士かつ現在はほぼ最年長棋士」というドラマのような展開に世間は沸きました。

結果、藤井四段が勝利。

これにより藤井四段は、史上最年少での「公式戦出場」「公式戦勝利」という2つの記録を樹立しました。

はんぱじゃないです。

スキがない圧倒的な強さ

驚愕の攻撃力

藤井聡太四段の強さの理由として知られるのは「序盤・中盤・終盤、全てにおいてスキがない」というもの。

特に、試合を決める終盤力の強さは群を抜いており、すでに「全プロ中最高の終盤力」との声も聞こえます。

将棋の終盤力を計るのに「詰将棋」という形式の将棋があるのですが、彼はその詰将棋選手権で3回も優勝しています。
※藤井四段はまだ14歳です

また、状況が苦しくなってからの粘りも非常に高く評価されています。

どんな敗勢に陥っても、決してあきらめない心の強さ。

それにより、何度も窮地からの逆転劇を生み出しています。

勝つときは難解な長手数の詰みを読み切って一気に勝ちに行く「あざやかな切れ味」が特徴ですが、2017年6月26日の増田康宏四段戦で見せた最終手「3八飛打」など、「友達をなくす手」と言われるほど容赦のない徹底的な盤石勝ちも収めています。

卓越した中盤の構想力・形勢判断

将棋で一番難しいのは、駒がぶつかり合って戦いが始まってからの「中盤」だと言われています。

膨大な選択肢の中で、81マスの盤面を広く見渡し、手番・駒割り・利き・持ち駒などを考慮し、全ての駒を計算に入れて攻め、時には受けなければいけません。

将棋の醍醐味とも言える中盤戦ですが、プロでも間違えるくらい複雑怪奇な頭脳戦闘になります。

藤井四段は、中盤においても間違えることがほとんどなく、また極めて冷静かつ正確な形勢判断により相手のリードを許さず自分だけ優勢になることが多いです。

正直、中盤力というのは経験値の勝負になりやすいため、ベテランにならないと中々つきにくいものです。

ですが藤井四段は、すでにトッププロを圧倒するレベルの中盤力を身につけています。

当然のように序盤力も高い

華やかな中盤、苛烈な終盤で有名な藤井聡太四段ですが、堅実かつ巧みな序盤の差し回しについても抜きん出ています。

将棋の序盤は主に2種類あり、事前に研究してきた方が有利な「定跡形」と、過去のデータに頼れずその場の思考・閃きで戦う「力戦形」があります。

暗記と発想力という相反する2つの要素が重要となるこれらの序盤において、藤井四段はどちらも非常に得意としており、藤井四段から序盤戦でリードを奪うのはひときわ困難と目されています。

最新の強さ

コンピューター将棋の台頭により、プロ棋士でもコンピューターの手を参考にする局面が増えました。

藤井四段もコンピューターを活用して将棋力のアップを行ない最新形に対応しています。

その成果はいかんなく発揮されており、非公式戦ではありますが絶対王者羽生善治三冠に対しても序盤から圧倒しました。

炎の七番勝負でプロトップレベルを撃破

実は2017年3月〜4月にかけて、藤井四段だけの特別対局が行われました。

「藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~」と題されたその対局は非公式戦ではありますが、藤井四段の対戦相手として現在を代表する棋界の精鋭・強豪が抜擢されました。

2016年新人王の「増田康宏四段」
2016年棋聖戦挑戦を果たした「永瀬拓矢六段」
2016年勝率No.1の「斎藤慎太郎七段」
複数タイトル挑戦者で高身長イケメン秀才の「中村太地六段」
A級在位で元王位の「深浦康市九段」
A級在位で将棋連盟会長も務める「佐藤康光九段」
そしてA級在位にして現在タイトル三冠を保持し若手が台頭してきた今でもなお「将棋界最強」の一角を担い「王者」「ラスボス」と評される将棋界のスーパースター「羽生善治三冠」

以上7名の強豪との対戦が組まれたのです。

開催前は「藤井聡太四段は0〜2勝くらいだろう」という予想が大半でした。

しかしフタを開けてみると、永瀬六段以外には勝利し6勝1敗
しかも内容的にも圧勝の将棋が多かったので、このとき日本の将棋ファンは藤井聡太四段のすさまじさを思い知ったのです。

特筆すべきは何と言っても羽生善治三冠に勝利したこと。

実際、羽生三冠の強さは現在も群を抜いており、羽生さんに1回も勝てないプロ棋士が大勢いるほどです。

棋譜を並べてみると分かりますが、対羽生三冠戦における中盤の3五金打ちや5六銀〜6六銀の卓越した大局観というのは、対戦者はもちろん解説のトッププロもうならせるほどでした。

藤井聡太四段の将来は?タイトルは?

現在、将棋界にはタイトルが8つあります。
「名人戦」「竜王戦」「王位戦」「王座戦」「棋聖戦」「王将戦」「棋王戦」、そして2017年にタイトル戦に昇格した「叡王戦」。

この8つのタイトルを巡って、将棋棋士のプロたちは日夜戦いを繰り広げているのです。

藤井聡太四段は現在のところ、この8つのタイトルを独占して「八冠」になれるぶっちぎりの最有力候補と言われています。

羽生善治七冠にしてもそうでしたが、将棋の超天才たちが集まる将棋界で全タイトルを独占するためには、完全に常軌を逸した別次元のさらに異次元を超えた圧倒的な神がかった強さが必要になります。
この一文に一切の誇張表現はありません。

現在、藤井聡太四段が未対戦のタイトルホルダーのプロにも八冠を狙えるような方がいます。

しかし、藤井四段はそういったプロすら超越してNo.1になれる実力であると評価されているのです。

まとめ

今後、藤井聡太四段には佐藤天彦名人渡辺明竜王など将棋界トップ3に入る超強豪との対戦が待ち受けています。

「藤井フィーバー」に沸く将棋界。

このまま藤井四段の影響で、一般世間の方々にも将棋が普及すれば将棋ファンとしては嬉しい限りです。

これからも藤井四段の将棋を楽しんでいきましょう。