他人を褒めるアメリカ人を見て、日本人として見習うべきって思った話

はい。

「褒めて伸ばす」って大事ですよね。

こないだ世界一周していた時、アメリカで色々な方とお話しできる機会に恵まれてめっちゃ褒められたのでその時のことをお話しします。

褒められた体験談

アメリカ全土を走る超長距離列車Amtrak。

ニューヨークからシカゴ。
シカゴからロサンゼルス。

計60時間ほどを列車の中で過ごしていました。

個室の寝台列車を取ったので、三食ともダイニングカー(食堂車)での食事になります。

四人がけの席。

だいたい混んでいるので、ほぼ確実に相席になります。

相席になると「Hello」「Good morning」「Hi, How are you?」という定型句をきっかけに初対面でもおしゃべりを楽しむのがアメリカ流。

当然、ぼくの場合もそうでした。

正直なところ食事の席で気軽に陽気に雑談できるほどの英語力はカケラもないので、食事ごとに強制的に発生する会話イベントをどう乗り切るかが鉄道旅行における最大の難関でした。

以下の記事でも述べましたが、アメリカの英語は本当に速いです。

車内放送の「ダイニングカー」とか何度聞いても「第2カー」にしか聞こえないレベル。
「ング」はどこへ消えた。

さて、そんな感じの残念な英語力しか持ち合わせていなかったので、聞き取れなかったり自分のせいで会話の流れが滞って空気がフリーズした(ように感じた)瞬間が何度かあったわけです。

そんな時、

「すみません英語が分からなくて。あー……私の英語力は高くなくて……」

って言った瞬間、話していたアメリカ人はもちろんテーブルに座っていた人全員が一斉に

「そんなことないよ!」
「あなたの英語はとても上手よ!」
「素晴らしい語学力です!」
「大したものだ!それで「苦手」だと言うなら日本語2つくらいしか話せない私はどうなるんだ?」
「私なんて英語しか話せないわ!そこまで外国語を流暢に話せるなんてファンタスティックよ!」

ってめちゃくちゃ褒めてくださいました。

翌日も似たような状況に陥った時、まったく違うテーブルメンバーだったのですが、同様に全員がそれはそれは即座に褒めてくださいました。

なんかこう……胸がこう……ね……。

熱くなりました。

減点式の日本、加点式のアメリカ

自分で言うのもなんですが、ぼくの英語力は高くありません。

リスニングスキル・スピーキングスキル共に、本場アメリカの方々と気軽に雑談できるレベルにはまったく到達していません。

だから、謝った。
会話を滞らせて申し訳なくて。

でもアメリカの人たちはそうじゃなかった。

「たどたどしてくても、きちんと英語でコミュニケーションが取れている」

「それだけで素晴らしいことだ」

……みたいなニュアンスを感じました。
はい。

何かの本で読んだのですが、物事に対する各国の評価方針として「日本は減点式」「アメリカは加点式」というタイプの違いがあるようです。

日本は「完璧であること」が出発点。
アメリカは「ゼロであること」が出発点。

日本人はマイナスの部分を見つけてそれを修正することを好み。
アメリカ人はプラスの部分を見つけてそれを伸ばすことを好む。

「グラス半分の水」を見た時、
日本人は「半分しかない」と思い、
アメリカ人は「半分もある」と思う。

ええ。
つまり何が言いたいかというと。

褒められ慣れてなかったので褒められるとすごく気持ちいい。

すごく気持ちいい。

世界一周の旅の中で、2番目くらいに「もっと英語勉強したい!」と強烈に思った出来事でした。

「褒めて伸ばす」ことの重要性

昨今、日本の教育界でも「子供は褒めて伸ばすことが大事」という認識が広まっています。

まあ。

そりゃそうですよね。

否定されれば萎縮します。

完璧を求められたら逃げ場がなくなります。

それは子供だけの話ではなく、大人でも同じこと。

家庭や、学校や、会社や、友人知人関係でも。

自己評価や対人コミュニケーションにおいて、

「完璧なのが当たり前」
「当然だから褒めない」
「欠点を真っ先に見る」

という「100点基準の減点方式」が少しでも「0点開始の加点方式」に変わっていくと、

……いいですね(感想)

まとめ

褒めることって大事ですね。

もっと加点方式で物事を見ていこうと思います。

ちなみに、世界一周の旅の中でぶっちぎりNo.1で「もっと英語勉強したい!」と強烈に思った出来事は、英語が聞き取れなかったために乗車システムを勘違いして6万円の超長距離列車Amtrakを逃したことです。

あの時ほどファッキンオブマイイングリッシュスキルファッキンシットファッキンと思ったことはありません。

英語勉強しよ。