なぜかリアルに通じたゲームの英語名言2選

ゲームが何の役にも立たない?

そんなことは……ない……!

ゲームをプレイして学んでいたからこそ役立った「英語フレーズ」をご紹介します。

ゲームの英語が実践で使えた例

「料金上乗せだ」(エースコンバットZERO)

原作での状況

「ベルカ戦争」と呼ばれる架空の戦争が舞台のPS2ゲーム「エースコンバット・ゼロ」。

メインとなるのは戦闘機による空戦。

空の激戦区(通称「円卓」)に出撃した傭兵部隊ガルム隊(主人公とその相棒)は、超強力な敵国戦闘飛行隊との接敵を余儀なくされます。

そんな中、コックピット内で響きわたる指令。

ガルム隊、撤退は許可できない。迎撃せよ
Galm Team, we cannot authorize a retreat. Intercept them.

相手は難敵でその名を内外に知らしめるエースチーム。

そんな敵と戦えという命令。

死ぬ。
かなり高い確率で。

それを聞いた主人公の相棒はこう言います。

だろうな
I figured you’d say that.

料金上乗せだ
This is gonna cost you extra.

自分たちが傭兵部隊であることを前提に入れての、この軽い返し。

クソかっこいい。

ぼくが使った状況

それは目もくらむような白銀の大地。

当時ぼくは北海道のルスツというスキーリゾートでバイトをしていました。

当然ですが外国人のお客さんがたくさん来ます。

で、まあレンタル部門にいたのですが、「通常のスキーからハイパフォーマンススキーに変えたい」というお客さんが来たわけです。

「可能です。ただその場合、料金が2,500円ほど加算されます」

と英語で言わなければいけないのですが、
「料金上乗せ」なんて英語知らねえ……!
とパニクっておりました。

「よう相棒、まだ生きてるか?」

そんな中聞こえてきたのは「エースコンバット・ゼロ」登場人物の声。

もしかして……使えるのか?

Yes, you can.
But if you do that, that will cost you extra.
Ah… 2,500 yen per day.

可能です。
ただその場合、料金が上乗せになります。
えー……1日につき2,500円。

……どや?

Sure. OK

うおおおおお通じたああああああ!

やばい。
ゲームやっててよかった。

ちなみにその後数ヶ月にわたって百回以上同じフレーズを使いましたが、全部伝わりました。

エースコンバットすごい。

「待たせたな」(メタルギアソリッド)

原作での状況

巨大な陰謀うずまく激烈な戦争に身を投じその驚異的な身体能力と苛烈な過去による経験の活用で次々に任務を達成する歴戦の勇士「伝説の傭兵スネーク」があちこちで人を待たせた時に使う言葉。

待たせたな
Kept you waiting, huh?

とくに待ってない状態でも決め台詞的に使われるため、非常に汎用性が高く使い勝手がいい。

人生で何度も使いたいカッコいいセリフNo.1。

ぼくが使った状況

お待たせして大変申し訳ございませんでしたああああ
I’m sorry to have kept you waiting.

まとめ

かっこいい英語のセリフを多用するかっこいい人になりたい。