問題
19世紀前半に生まれたとある人物は、西暦X2年のときX歳だった。
この人物が生まれたのは西暦何年?
- 1849年
- 1825年
- 1812年
- 1836年
- 1806年
さあ、解いてみよう!
1954年のAHSME(アメリカ高校数学大会)の問題からの出題です。
ヒントはなし。
少し下にスクロールすると答えがあります。
正解
1806年
解説
ある人物は「19世紀前半」に生まれた。
ということは、この人物が生まれたのは西暦1800〜1850年の間。
出生年は「X2 – X」で表されます。
402 = 1600
502 = 2500
502 = 2500
より、なんとなく41〜45あたりのX2が1800〜1850という数字に関わってくるとアタリをつけます。
それでは実際に計算してみましょう。
412 = 1681
422 = 1764
432 = 1849
442 = 1936
422 = 1764
432 = 1849
442 = 1936
この時点で、生まれた年「X2 – X」が1800〜1850の範囲に存在するのはXが43の時のみ。
1849 – 43 = 1806
よって、この人物が生まれたのは西暦1806年です。