沖縄の宮古島にはシークレットビーチが多くあります。
なぜか知名度は低いけれど絶景が楽しめる穴場スポット。
今回は宮古島北部の「間那津海岸(まなつかいがん)」をご紹介します。
絶好の穴場ビーチ、間那津海岸
間那津海岸があるのは平良から車で20分ほど北上した場所です。
近くには人気の高いカフェレストランの「茶音間」(ちゃのま)があります。
その「茶音間」付近の曲がり角で西に向かいます。
青空とサトウキビ畑が広がる、なんとも沖縄らしい風景。
着きました。
間那津海岸です。
沖縄らしからぬ緻密さで積み上げられたテトラポッドの防波堤、寄せる波のコバルトブルーと遠方でたたずむ天然の岩礁。
この時点で非常に美しいビーチです。
岩礁には天然のトンネルが2つあります。
右のトンネルは海を臨むロマンチックなものです。
この展望。
同じ宮古島内でも超有名な砂山ビーチに勝るとも劣らない景勝。
トンネル真下は腰〜胸のあたりまで水深があるので泳げます。
しかし本領はここから。すぐ左のトンネルに進んでみましょう。
壮絶にデコボコした足場を進むとなにやら景色が見えてきます。
こ、これはまさか……。
これは!
三方向の周囲を岩礁に囲まれ、残り一方向の眼前にどこまでも美しい海が広がる空間!
通称プライベートビーチ!!
違うシークレットビーチか!!
まさかこんな所でプライベート感あふれるビーチに出会えるとは。
こんな素敵な場所なのになぜ知名度がほとんど無いのか。
沖縄は神秘であふれています。
この風景をひとりじめ。
最高ですね。
誰かと来ていたらもっと最高でしたね。
とりあえず泳いで水中写真を撮ってみます。
画像が過去最悪レベルでブレているのは「スマホを防水ケースに入れれば水中撮影できるだろう」という安易な発想で臨んだからです。
参照:スマホの防水ケースで水中撮影するのは無理がありました!
魚の数や種類は吉野海岸や新城海岸に比べるとさすがに見劣りします。
しかし、こちらの魚の方が人慣れしていない分、新鮮かつ機敏な動きをしてくれて自然な生態を間近で見ることができます。おかげで撮影が困難でしたが。
先の2つのトンネルを形成する大岩礁の裏手。
ここのくぼみに魚がたくさんいます。
また、この近くに岩礁に登れそうな足場があったので登ってみました。
マリンブーツ履いてきてよかった。
岩礁上からの眺め。
壮絶に足場がギザギザしてるので、正直マリンブーツ履いてても痛いです。というか危ないです。泳ぐだけにしておきましょう。
岩礁から北方を見るアングルで撮影。
以上、隠れた秘密ビーチ「間那津海岸」でした。
遊泳会場ではないので、一般的な海水浴場に存在する施設は一切ありません。
また、泳ぐ時は完全に自己責任です。くれぐれも注意しましょう。
泳がなくてもいいので、宮古島に来たら一度は行っておきたいビーチですね。
トンネルの先へ進んで、プライベート感満載の砂浜と綺麗な海を堪能しましょう。
お帰りは海とサトウキビ畑を眺めながら、「レストランカフェ茶音間」に寄るのが鉄板コースです。
地図・アクセス
間那津海岸(間那津ビーチ)
沖縄県宮古島市 平良狩俣