初心者だけど燕岳(つばくろだけ)に日帰りで登ってきた

はい。
登山初心者です。

北アルプスで人気の山「燕岳(つばくろだけ)」に日帰りで登ってきました。

この山の難易度は「初心者向け」のらしいのですが全く初心者向けじゃなかったぜ!ってことを強く強くお伝えしていきます。

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燕岳(つばくろだけ)とは

燕岳は、飛騨山脈(北アルプス)にある山です。
標高2,763メートル。
通称「アルプスの女王」。
山体すべてが長野県に属しています。

「北アルプスの入門コース」として有名で、登山道はよく整備されており、北アルプス初心者におすすめ。

……らしい、のです、が。

一緒に行くことになった友人から「初心者向けだから!」という強烈なアプローチを受けて登ることになりました。

Webページで見かけた「往復8時間半」という狂気のルートマップをもう少し危険視すべきでしたね今考えたら。

登山ルート

  1. 中房温泉(なかぶさおんせん)近くの登山口
  2. 第1ベンチ
  3. 第2ベンチ
  4. 第3ベンチ
  5. 富士見ベンチ
  6. 合戦小屋
  7. 燕山荘
  8. 燕岳頂上

登り5時間、下り3時間半の一本道。

いや「登り5時間」て。
こないだ登った八甲田山の総滞在時間より長い。

人はそんなにも長く登れるのか?
死ぬのでは?

登ってみた

朝7時半、登山届けを出して登山スタート。

はい。

めっちゃ急勾配です。

1メートル進むごとに1.3メートル上昇する的な。

高さの割合の方が大きい(足元が岩だらけの)階段を延々登っていきます。

屋根裏部屋へのハシゴみたいなハシゴがそのまま出てきたり。

手を使ってよじ登るような箇所も多いです。

風船にヘリウムをぶち込むかのように太ももがパンッッッッパンに膨張し続ける、そんな登りを2〜3時間にわたって堪能できます。

合戦小屋に着くまでのこの厳しい登りは「合戦尾根」と呼ばれており、「北アルプス三大急登」の1つとして有名です。

ええ。
このあたりで気づきました。

この山は「登山初心者向け」ではなく「北アルプス初心者向け」の山なのだと。

途中から無心になってひたすら一定ペースで足を動かすことにのみ注力しました。
というかそれしかできませんでした。

合戦小屋。
激烈かつ強烈な登りはここまで。
名物のスイカ(800円)を食べて疲労を回復させましょう。

登り再開。

着いた……!

登山開始から4時間で「燕山荘(えんざんそう)」に到着!
ここから山頂へはほんの2〜30分!

ちなみにこちらの燕山荘は「泊まってよかった山小屋ランキング」全国1位に輝いた超絶人気小屋。
ここに泊まるがために燕岳に登る人も多いです。

……という事情をこの時はまったく知らなかったので日帰りプランです。

次はぜったいに泊まります。

ここから2〜30分ほど登ると山頂です。
見かけよりも距離があります。
あと風が強くて冷たいので寒いです。
温かくして行きましょう。

山のごはん。
これが食べたくて登った感。
ひたすら美味しい。
登山用ザックの内容量の40%を占拠したアフリカオオコノハズク(鳥綱フクロウ目フクロウ科:サハラ砂漠以南のアフリカに生息)もご満悦です。

雲海のはるか下に見ゆる街……。
思えば高いとこまで来たものです。

下ってみた

めっちゃつらかったです。

下りが死ぬほどつらい。

途中で出会った娘さん2人連れの仲良い4人ご家族とお話しして「あのねあのねわたしはくだりのほうがらくだよー」とか言われて精神的には壮絶に癒されたのですが、謎の頭痛(たぶん高山病と眼精疲労)と乳酸の限界(脚がぷるっっぷる)も手伝ってそれはそれはいつまでも緑の山の中を下り続ける夢にうなされつづけました。

全体的な感想

燕岳は登山初心者向けではないです。

私みたいな「登山自体が初心者」みたいな人間は、燕山荘で一泊するか、あるいは往復10時間くらいの余裕をもったスケジュールで臨みましょう。

まーーーでも景色はいいですし、山小屋は評価が高いですし、危険な場所もほとんどないので「北アルプスの入門」としては最適です!