英語のお客様、よく来ませんか?
日本のあらゆる場所で増えてきた、外国人のお客様。
少しでも英語で接客できたら助かりますね。
今回は、すぐに覚えられて効果抜群のシンプルな接客英語7選をご紹介します!
目次
実際に役立った実践的な接客英語7選
Just a moment, please.
発音:「ジャスタモゥメン、プリーズ」
意味:「少々お待ちください」
まず覚えたいのがこれ。
これだけ知っていればどうにかなる、最強の時間稼ぎフレーズです。
「やばい、英語のお客様が来た!」
「早口すぎて何言ってるか全然わからない!」
「そもそも英語なのかどうかすら危うい!」
「何となくわかるけど確認とらなきゃ!」
何か困ったら、とにかく
“Just a moment, please.”
と言って時間を稼ぎましょう。
その間に、英語に詳しい同僚を呼んだり、翻訳アプリを立ち上げたり、上司に確認したりするのがスマートです。
ありとあらゆる状況で最高に役立つフレーズなので、確実に覚えておきましょう。
May I help you?
発音:「メアイヘルプユー?」
意味:「何かお困りですか?」
接客英語の超基本フレーズ。
「いらっしゃいませ」と訳されることが多いですが、実際は「もしお困りなら手伝わせてください」というニュアンスが強いです。
お客様にかける第一声としてよく使われます。
実践的には”Hi”(どうも、こんにちは)と一緒にして
“Hi. May I help you?”
という感じで使われます。
ただし、これを言ってしまうとお客様は「英語ができる店員さんだ」と認識してしまいます。
まだ自信がないうちは何言われても”Just a moment, please”で乗り切っておきましょう。
Excuse me, sir.
発音:「エクスキューズミー、サー」
意味:「失礼、」「少々よろしいですか?」
基本的かつ有用なフレーズ。
お客様に呼びかける時に使います。
ちなみに呼びかける時の「お客様」という英語ですが、相手が男性なら”Sir”(サー)、女性なら”Ma’am”(マム)が無難です。
May I have ~ ?
発音:「メアイハヴ〜?」
意味:「〜をいただけますか?」
接客英語における超便利表現。
このフレーズの汎用性は本当に心強いです。
“May I have your name?”で「お客様のお名前をいただけますか?」
“May I have your signature here?”で「ここにサインをいただけますか?」
“May I have your confirmation number?”で「予約番号をいただけますか?」
とにかくあらゆる接客(とくに受付)で利用頻度の高いフレーズ。
“May I have your name?”
とあわせて
“Just a moment, please”
を使うことで、「時間稼ぎ+引き継ぎ」というカンペキな応急処置が可能になります。
Welcome
発音:「ウェゥクン」
意味:「どういたしまして」
お客様に”Thank you”と言われた時の返しの一言。
“You’re welcome”の方が丁寧ですが、ほとんどの場合は軽く”Welcome”で済ませて問題ない場合が多いです。
「どういたしまして」の常套句だと”My pleasure”もありますが、かなり形式張った言い方です。
とりあえずなんかお礼言われたら”Welcome”って言っておけば大丈夫です。
Here’s ~
発音:「ヒアズ〜」
意味:「こちらが〜」「〜をどうぞ」
物をわたす時の必須英語。
“Here’s your change.”で「こちらがお釣りになります」。
“Here’s your receipt.”で「こちらがレシート/領収書になります」。
“Here’s”と言いながら物を渡すことで「どうぞ」「お受け取りください」という意味に。
「便利表現」というより、英語圏の人なら幼児でも知っている超基本表現なので、確実に覚えておきましょう。
Thank you for waiting.
発音:「センキューフォゥウェイティン」
意味:「大変お待たせいたしました」
お客様をお待たせした時に使える便利フレーズ。
直訳は「お待ちいただきありがとうございます」。
日本的接客観だと”We’re sorry for waiting.”(お待たせして申し訳ございません)を使った方がいいような気も一瞬しますが、英語圏では明らかにこちら側の過失でない限り”Sorry”は使いません。
業務上避けられない理由でお客様をお待たせしたのであれば、「お待たせいたしました」はすべて”Thank you for waiting.”で大丈夫です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回紹介した7つのフレーズは、どれも筆者が実際の英語接客の場面で使って「役立つ!」と思ったものばかりです。
実際の対面コミュニケーションでは、シンプルで伝わりやすい英語が何よりも重視されます。
ぜひ今回のフレーズをマスターして、接客英語の第一歩を踏み出してください!