「1枚だけ重さが異なる金貨」。
「天秤」。
お待たせしましたあああああ!
論理クイズの一大ジャンルを構成する「はかり問題」の登場です!!
問題
9枚の金貨がある。
どれも見た目は全く同じだが、1枚だけ他の金貨より軽い金貨がある。
天秤を2回だけ使って、軽い金貨がどれかを特定したい。
どうすればいい?
さあ、解いてみよう!
まあ解いてみましょう!
難しくはないはずなので!!
少し下にスクロールすると答えがあります。
正解
- 金貨をそれぞれ3枚ずつのグループに分ける(Aグループ,Bグループ,Cグループ)
- 1回目の計測でAグループとBグループを天秤にかける
- どちらかに傾けば「軽い金貨」は皿が上がった方のグループに、天秤が釣り合えば「軽い金貨」はCグループの中にある
- 2回目の計測で「軽い金貨」があるグループの3枚の金貨のうち、どれか2枚を天秤にかける
- どちらかに傾けば皿が上がった方の金貨が、天秤が釣り合えば残りの1枚の金貨が「軽い金貨」である
解説
「秤問題」の基本戦略
海外では「Balance puzzle」「Counterfeit Coin Puzzle」と呼ばれる、論理クイズの王道ジャンル。
バリエーションはいくつかありますが、基本となるのは「天秤を1回使えば3枚(3グループ)の詳細が分かる」というもの。
例を挙げます。
「問題:3枚の金貨のうち、1枚だけ軽い金貨がある。天秤を1回使って軽い金貨を見抜け」
解答は以下の通りです。
- 天秤に1枚ずつ金貨を乗せる
- 釣り合えば、天秤に乗せなかった金貨が「軽い金貨」
- 天秤がどちらかに傾けば、皿が上に上がった方の金貨が「軽い金貨」
終了。
本問は、これを2回繰り返すだけです。
1回目の計測
9枚の金貨を3つのグループに分け、そのうち2つを天秤で計測することで「どのグループに軽い金貨が含まれているか」を特定します。
2回目の計測
軽い金貨が含まれているグループの3枚の金貨のうち、2枚を天秤で計測することで「どの金貨が軽いのか」を特定します。
まとめ
「基本問題」なのでそれほど難易度は高くありません。
さらなる高難易度の天秤問題をお待ちください。
そのうち記事にします。
……たぶん。
参考
140字以内の問題文
9枚の金貨がある。
どれも見た目は全く同じだが、1枚だけ他の金貨より軽い金貨がある。
天秤を2回だけ使って、軽い金貨がどれかを特定したい。
どうすればいい?