確定申告の準備をしなかった過去の自分に言いたいこと3選

いいか。

領収書ってか紙は1ヶ所にまとめろ。
通帳の記帳は3ヶ月に1回やれ。
来年の分も少しやっとけ。

それをやらなかったら貴様、泣きを見るぞ。

初夏の香りがする5月上旬に修正申告するハメになるとかなァ!

「紙は1ヶ所にまとめる」

領収書は全部まとめて1つのクリアファイルにぶちこめ。
うむ。当然である。
整理とかしなくていいから、とにかく領収書はまとめろ。
紛失しないことだけ考えるんだ。

医療費の領収書もつかえる(場合が多い)から、それも一緒にぶちこめ。

あと雑多な税金関係の書類。
保険料控除証明書とか源泉徴収票とか。
いいから1ヶ所にぶちこめ。

確定申告に使いそうなものはとにかく分類しなくてもいいから1ヶ所にまとめろ。

いいんだ。
目的は「必要書類を失くさないこと」だから。

実際に確定申告するにあたって最もキツいのは
「領収書がないから経費にできない!」
「必要書類が見つからなくて作業を進められない!」
っていうドロ沼。

必要なものを再び入手するための手間ヒマは、想像するより遥かに大きい。

とにかく、「確定申告につかう紙」とでもマジックで大きく書きなぐったクリアファイルを今すぐ用意するんだ。

「通帳の記帳は3ヶ月に1回」

実は、多くの銀行では「未記帳である取引の件数が100件を超えると記帳されなくなる」っていうトラップがある。

「未記帳合算分」っていう血も涙もない一文とともに、その未記帳分は詳細不明となる。

もちろん未記帳分の取引詳細をきちんと確認することはできる。
必要な手続きをすればな。

そう。
時間がかかるんだ。
銀行で手続きして、自宅に「未記帳分の取引明細」が送られてくるまでだいたい1週間。

別にそれくらいならいいって?

甘い。

時はまさに申告時代。
年度末のクソ忙しい時にわずかな時間を見つけて確定申告作業を進めようと思った矢先に強制一週間お休みペナルティを食らいたいヤツなんていないはずだ。

それを避けるために、3ヶ月に1回くらいは銀行に足を運んで記帳しろ。
別にいいじゃないか。それくらいの手間。
「あらもうすぐ春が変わるわねえ」
「じゃあちょっと記帳しに行こうかしら」
くらいの季節の節目イベントと捉えろ。

「来年の分の確定申告も少しやる」

なあ、何でだ?

なぜ貴様は

「あー確定申告ってどうやるんだっけー全然覚えてないわー」
「そもそも何やればいいんだっけー」
「ちょっと前年の勘定科目見てくるかーー」
「あれ何だっけこの繰り越した売掛金ー」
「てか必要書類って何ーー」

という記憶喪失を毎年毎年かましてくれるんだ?

確定申告が終わった瞬間、すべてから解放された気持ちになってはしゃぎたいテンションは分かる。
その流れで「もう1年間は何もしなくていい!」って快哉を叫ぶ心持ちも理解できる。

だが、来年度の1月くらいの仕分けはやっとけ。
1ヶ月分だけでもいいから。

それだけで全然ちがう。
確定申告を始めるハードルが驚くほど低くなる。

「すぐに入力・計算を始められる」のと、「まず前年の確定申告書を調べなければいけない」のとでは、強大な敵に向かうテンションに大きな差が出る。

いいか。
1ヶ月分だけでもいいから。
来年の確定申告の作業をやっておけ。

まとめ

確定申告しなくてもいい世界に行きたいなーーーーーーーーーーー