プラネタリウムってこ存知ですか?
ドームで星空が見えるアレです。
わりと好きなんで一人でよく行ってます。
もうほんとね、いろいろとオススメですよプラネタリウム。
ここがステキ! プラネタリウムの魅力
ボリュームたっぷりの内容
「プラネタリウムってただ投影された星を見るだけじゃないの?」
と思ってる方が意外と多いのですが、違います。
ほとんどの場合、「星空解説」と「特別映像」と二本立てで、どちらも月替わり・日替わりの内容となっています。
「星空解説」
はい鉄板。
「それでは皆さま、正面をご覧ください」
「これは本日夕方5時に見える渋谷の空です」
「少しずつ時間を進めてみましょう」
「星々が全天にその姿を見せ始めました」
「これは本日夜8時の渋谷の空です」
「天の川や大三角を始めとする夏の空は四季の中でもひときわ美しく……」
みたいな感じで始まる「現地点から見える今夜の星空」解説。
有名な星座や星々が分かりやすく解説されるのでふつうに面白い。
知的好奇心が満たされます。
「特別映像」
月替わりのプログラムで、プラネタリウムの目玉となる要素。
内容はかなり多岐にわたりますが、やはり「星」「星座」「宇宙」に関するものが大半です。
時節を取り入れるプラネタリウムが多く、たとえば7月なら「七夕」に関する映像を上映する館が増えます。
「メイン」と銘打つだけあって、視界を埋め尽くすスクリーンに投影される一連の映像番組は圧巻の一言。
以前「宇宙のなりたち」という特別映像を見たことがあるのですが、ビッグバンから地球の誕生までの軌跡を辿り、そして宇宙のスケールを実際に何億倍にも自身が拡大しながら旅していく(ように見える)プログラムが終わった時には「宇宙のとてつもない壮大さ」に感動しまくって終了後もしばらく動けませんでした。
とりあえずプラネタリウム行きたいぜって人は「面白そうな特別番組」をやってるプラネタリウムに行けば間違いないです。
ロマンチック
はいこれ。
同じく鉄板。
「今日の星空を見て行きましょう」で始まる「星空解説」で少しずつ暗くなっていく場内。
それと反比例するように、少しずつ星々が増え明るくなっていくドーム型のスクリーン。
観客のざわめきは徐々に収まっていき、解説員の方のおだやかな声と適度な空調、そして寝そべる状態に近いシートに身を預けることによるリラックスが、ここちよい睡眠への導入にも似た安息をもたらします。
目を開ければ、満天の星空。
日常では出会えない幻想的な環境。
静かだけど、隣に小声で話しかけられる程度には問題ない解説音量と環境音。
寝そべって、リラックス。
暗い。
星だけは明るい。
みんな星を見ている。
誰もぼくらを見ていない。
そりゃみんなカップルで行きますわ。
何このムード抜群空間。
非日常感
まぁあのー何というかですねーわかりやすい「非日常」なんですよ。
いやそんな普通の人はね、満天の星空なんて見に行きませんもん。
「冬でも肉眼で見えるのは大三角」くらいの都市部に住んでると特に。
確かにまあ宮古島の来間島に行ったときは震えましたよ。
プラネタリウム以上の星空が目の前にあるんですもん。
天国かと思いました。
でもね普通の人はね、沖縄まで行ってらんないんすよ。
ええ。
高いし。
だから手軽に非日常を味わえるプラネタリウムは最高なんすよ。
落ち込んだ時も「宇宙のスケールに比べたらこんな悩み事なんて小さいわクソがぁ!」って元気になれます。
非日常で日常をリセット。
それもプラネタリウム。
安い
場所にもよりますが、入場料・入館料は大人でも500〜600円のところが多く、とても財布に優しいのが狂喜乱舞できるポイント。
ワンコインで非日常を味わえるなんて。
やっぱりプラネタリウムは最高だぜ!
わりと長い
プログラム全体の上映時間は、おおよそ30分〜40分。
映画よりは短いですが、内容が詰まっているのでコストパフォーマンスに優れます。
また、体感時間では実時間以上に長く感じます。
感じる時間の長さから、「星空解説」までは起きてたけど「特別番組」からは記憶がないという爆睡経験者もわりと多いです。
まとめ
非日常の空間としても、知的好奇心を満たす場所としても、デートスポットとしてもおすすめのプラネタリウム。
なかなか行く機会はないかもしれませんが、ぜひ一度足を運んでみてください。
ん?
「一人で行きたいんですけどカップルが多そうで恥ずかしいです」?
ははっ。
心を強く持て。
まぁ明らかにデートする人が多い街のプラネタリウムに休日に行くことはなかなかの修練になるので気をつけましょう。
下手すると入場時の待ち行列時点で自分以外オールカップルという「このままお星さまになりたいな」的シチュエーションに恵まれます。
コスモプラネタリウム渋谷ぁ!
おまえのことだよ!!