「これさえ読めば知識人!」わかりやすくて面白い教養本4選【超おすすめ】

読んだ後に「勉強になった!」「知識が増えた!」「教養がついた!」と強烈に感じる本、好きですか?

ぼくは大好きです。

読んだあと、確実に教養が大幅アップする書籍を厳選ラインナップしました。

最も優先するのは要素は「わかりやすさ」「面白さ」です。

さあ、今すぐ読みましょう!

いますぐ教養がアップする理系の本

『哲学的な何か、あと科学とか』

史上最高にわかりやすくて面白い物理学入門の本。

きわめて高度なレベルの「物理」と「哲学」を融合させつつ平易な言葉で語られる科学のあれこれ。

不確定性原理、シュレディンガーの猫、二重スリット実験、波動と粒子に始まり多世界解釈へと発展する「量子論」「量子力学」。

クオリア、哲学的ゾンビ、思考実験、脳分割問題など「科学と哲学」の垣根を超える奥深い最新哲学の世界。

上記の単語にひとつでもピンと来たら、迷わず読むべき。

死ぬほどわかりやすい例を用いて、超絶わかりやすい日本語で解説されている科学・哲学論。

本記事で最も強くおすすめする最強の教養書。

パラパラとページをめくるだけで教養がつく本なんて、これ以外に数冊しかありません。

『哲学的な何か、あと数学とか』

一般人には縁遠い「数学」の世界のすさまじさを知れる一冊。

テーマは「史上最難関の未解決問題」と言われた「フェルマーの最終定理」。

方程式 xn+yn=zn が n≧3 の場合、 x,y,zは0でない自然数の解を持たない

私はこの定理について真に驚くべき証明を発見したが、ここに記すには余白が狭すぎる。

でおなじみのアレです。

世に発表されてから360年間にわたり未解決であったこの問題は最終的にアンドリュー・ワイルズによって証明されることになります。

が、その過程がドラマチックすぎて。

数百年におよぶ天才数学者たちの努力と苦悩、立ちはだかる壁と容赦のない罠、そして最後にそれらを乗り越える道程は読んでいて『ダ・ヴィンチ・コード』並に手に汗握りました。

別に読んだからといってドヤ顔で数学理論を語れるようにはなれませんが、数学の世界の面白さを体感するには絶好の本です。

いますぐ教養がアップする文系の本

『史上最強の哲学入門』

「この世の真理を見たいかッッッ」

「史上最高の真実を知りたいかッッッッ」

「熱き哲学者31人がッッ!! 時代と場所を超えッッッ!!! ここ東京ドーム地下闘技場に集結しましたッッッッ!!!!」

「哲学バトルの始まりだあああああッッッッッ!!!!!!」

みたいなテンション(誇張なし)で始まる哲学入門の本。

ソクラテス、デカルト、ニーチェ、ハイデッガー、ウィトゲンシュタインなど超有名な哲学者たちの言葉・思想・論理がウルトラわかりやすく解説されており、中学生でも読めます。

一人一人の思想について触れつつ哲学史の流れを追っていき、最後にはあるひとつの結論に達します。

ラストあたりはもう鳥肌モノ。

「哲学ってよくわからないことゴチャゴチャ考えてるんでしょ?」
とお思いの方にぜひ読んでいただきたい一冊。

面白すぎてハマります。

ただし注意が必要です。

本書に引用されている池田晶子さんの言葉通り
「哲学、あれは自殺行為です。人間を廃業する」
ことになります。

面白すぎて。

いや本当に、ネトゲとかにハマったことがある人は読んじゃダメです。

ぼくみたいに哲学書を買いあさって寝食も忘れて読みふけるほど没頭してしまいます。

おすすめですけど、時間のある時に読んでください。
本書を読むだけなら一瞬ですけど。
ホントに。
ハマると夜が無くなります。

東洋哲学者の本も出てます。

ここまで読むと脱出不可能なのでご愛読は計画的に。

『この世で一番おもしろいマクロ経済学』

マンガです。

活字本ではありません。

もうね、経済ニュース見るたびに

「経済のこと勉強しなきゃ」
「でも何読めばいいんだ」
「『誰でも分かる経済の本』買ったけど分からない」
「前に読んだことあったな。内容100%忘れた」

って悩むのやめましょう。

この本なら一瞬で分かります。

だってマンガだから。

めちゃくちゃ分かりやすいです。

だってマンガだから。

内容も活字本と同じくらいギュウギュウに詰まってます。

だって海外のマンガだから。

元々は英語のマンガなのですが、大人気を受けて日本語に翻訳されました。

内容がかなり詰まっているので、一般的な経済入門書と同程度のボリュームを誇ります。

わりと重量的な意味でも重いです。
腕の運動。

経済のニュースについていきたい人のみならず、教養を学びたい大学生1年生にもおすすめ。

これさえ読んでおけば『初級マクロ経済学』の単位はゲットできます。

「ミクロ経済学も必要なんですが?」って人は上記も合わせてどうぞ。

一般人の方なら、この2冊読んでおけば「かなり経済の知識がある人」と見なされます。

統計学の本もおすすめ。

まとめ

小説やエッセイもいいですが、面白くて分かりやすい教養書も本の醍醐味ですよね!

なんたって読む前はワクワクし、読んだ後はドヤ顔できる。

その知識をどこかで披露するときは史上最高のエベレストドヤフェイスになれる。

生きててよかった!

でも知識自慢は度を過ぎない程度に行いましょう。
目指せ会話のアクセント。