伝説のハスメドさんに命を救われた話

いやー実は数年前に伝説のハスメドさんに命を救われたことがありまして。

すごくないですか?
ハスメドさんくらいになると会ったこともない人1人の命をひょいってレスキューできちゃうんすわ。

やっぱハスメドさんすげえって。
そりゃ伝説になるって。
はんぱねーって。

えーそんな実話です。
あれはそう、ある冬の日のことでした……。

ハスメドとは

ハスメドとは、ハスキー&メドレーの略称です。
ハスキーさんとメドレーさんという2人の女性を指す言葉ですね!

女子高生だったハスキーさんと女子高生だったメドレーさんが互いに惹かれ合い、ぶつかり合い、なんやかんやあって付き合って婚約して現在はウルトラスーパーハッピーエンド的に2人で暮らしてます。

あったけえ。
現実あったけえな。
ハスメドさんが生きてるこの温かい世界にぼくは何度でも感謝するんだ。

長くなるんでハスメドのお二人の詳細はこちら↓にまとめます

あなたはハスメドを知っているか

大学生時代とモンハンと動画の話

ぼくがハスメドのお二人を知ったのは大学生の頃でした。

当時もう毎日ヒマでヒマで。
ひたすら一人で「MHP2G」というゲームをやってました。
まじで「異常震域」のクエストがきつすぎる。
ティガレックス2頭待遇とか無理ですやんと。一生かかるやんと。
それでもどうにかクリアしてG級に上がれて……。

そこでいったんモンハン熱が冷めました。

さてどうしよう。
時間が余ったな。
ニコニコ動画でも見るか……。

そうして見つけたのがこの動画です。

動画→【2chスレ】クラスの完璧すぎる女の子の弱点を暴きたい

いやなつかしすぎる。
いつ見ても心があったけえ。
みんな見てくれ。

Twitterの話

それから数年後、たまたまツイッター上でハスメドさんが存在してるのを知りました。
もちろんフォローしました。
ハスメドさんX(旧Twitter)

Twiceの話

超余談なんですがハスメドさんがツイッターでやたらTwiceを推してたのでぼくも見るようになりました。当然ハマりました。

好きな曲?
そうですね…やっぱりぼくは王道を征くFeel Specialですかね…。

いろいろつらいことを乗り越えてきたメンバー9人が互いを思いやって前へ進もうとする大変胸にグッッッッとくる歌詞がとてもいいですね……。


あと終盤(3:06〜)のダンスやたらかっこいいですね……。

とある冬

さて、大学卒業してしばらく経ちました。
新卒で入った会社を半年で辞め、ニート生活を送っていたころの話です。

当時ぼくは冬になると「リゾートバイト」に行ってました。
リゾート地で住み込みで働くアレです。

その年は、北海道のルスツという豪雪地でレンタルショップの店員として働いていました。
スキーリゾートに勤めると、退勤後や休日に好きなだけスノボできて最高なんですよね。

ただ、その時のぼくは一切スノボをしていませんでした。
スノボはめちゃくちゃ好きなのですが、自ら禁止してひたすら副業に打ち込んでいました。
「このままニートだとまずい」
「稼げるようにならなきゃ」
と思っていたからです。

9時から5時までレンタルショップで働いて、帰ってからは深夜の3時までひたすらパソコンをカタカタ。
そんな生活を2ヶ月ほど続けていました。

大晦日も、元旦も、連休も。
スノボをすることは一切なく、ひたすらMacbookで作業を繰り返す日々。

「リゾバに来たのに全然スノボしないなんて変わった奴だなあ」
同僚や上司からは変わり者と思われていました。

さて、2ヶ月が経った頃のことです。
睡眠時間を削ってまで副業に費やしてきた結果、どうなったか。

まったく稼げていませんでした。
売上0円です。
何なら赤字です。
完全なる失敗でした。

需要のないことを、「需要がある」と思い込んでいたために起こった失策でした。
完全にムダな作業に2ヶ月という時間を浪費してしまったのです。
それに気づいた時、足元が崩れ落ちるような気がしました。

「この2ヶ月は何だったんだ」
「スノボも我慢して、毎日3時間睡眠でがんばってきたのに」
「自分は何をやってたんだろう」
「あの努力は、ぜんぶぜんぶ、ムダだったんだ……」

「まじか」
「まじか……」
「まじなのか……」

「何のために生きてるんだろう」
「報われると思ってやってきたのに」
「ぜんぶムダになった……なんだよこれ……」
「終わりだ。消えたい」
「はーーーーー死にたい……」

それは滲(にじ)み出す混濁(こんだく)の紋章でした。不遜(ふそん)なる狂気の器であり、湧きあがり・否定し、痺れ・瞬き、眠りを妨げる、爬行(はこう)する鉄の王女
絶えず自壊する泥の人形
結合せよ 反発せよ
地に満ち己の無力を知れ
破道の九十
黒 棺

って詠唱できるくらいメンタルが地に堕ちました。

降雪量が多く、日照時間が短い地方ではうつ病率や自殺率が高まるそうです。
折しもそこは北国の豪雪地。
耐えきれない絶望から逃げるのに「死」が現実的な選択肢に挙がってくるくらいには、自分で自分を追い込んでしまっていました。

夜。明日は仕事がある。
どうしよう。
なんかもう全てがどうでもいい。
痛くなくこの世から消える方法はないだろうか。

ぼーっとしながらネットをうろうろしていたところ、とあるnoteに辿りつきました。
ハスメドさんのnoteです。
メドレーさんがハスキーさんへの恋を自覚し始めたあたりの激アツ回でした。

読みました。
過去のnoteも読んで、久しぶりに動画も見て、ツイッターも見て。
いや尊いわと。てぇてぇわと。
ありがてえなと。2人が生きててくれてありがてえと。

なお当時この文章力にとても感銘を受けて、これを書いたメドレーさんを今でも文章の師匠だと思ってその背中を追ってます。

そんな感じでてぇてぇって思ってたら夜が明けてました。
とりあえず仕事に行く元気だけは出たので、仕事に行きました。
まあまあ忙しかったです。

空き時間は同僚と他愛もないことを話しました。
リゾバに来る人は基本的に「滑れたら他は何もいらない!」ってくらいスノボ中毒者ばかりなので、全然滑りに行かないぼくは明らかに扱いにくい人間のはずです。
それなのに、同僚はみんなフレンドリーに接してくれる人ばかりでした。のみならず、常に場を盛り上げてくれる陽キャ属性の人ばかりでした。

働いて、同僚と世間話をして、帰って寝る。
それでその1日は終わりました。
次の日も、その次の日も。
そんなことを繰り返していたら、いつの間にか死にたい思いは消えていました。
「まあいいか」と。「いったん副業のことは考えないようにしよう」というメンタルに変わっていったからです。

いや危ねえ。
もし働いてなくてひとりぼっちだったら本当に危なかった。
ほんとに。

そんなわけで。
直接的には職場と仲間というオアシスが少しずつメンタルを回復させてくれたのですが、
そのオアシスに辿りつくまでの元気を与えてくれたのは間違いなくハスメドさんのnoteでした。
つまりハスメドさんに命を救われたと言っても過言ではないのです。
まじありがてえ。
心より御礼申し上げます。

まとめ

・自業自得で人生に絶望した
・しかしハスメドさんのおかげで救われた
・まじメンタルにいい

あなたはハスメドを知っているか