在宅フリーランスのミライジョーです。
「あーなんか仕事のモチベーションが出ないー」と集中できない時が多かったのですが、視界から時計を消失させるだけでやる気が出ました。
時計を消したら、やる気が出た
とにかく目につく時計を、すべて消しました。
- 普通の時計は壁から外す
- パソコンの時計は「非表示」にする
- 腕時計は棚の奥に封印
- スマホは着信音量を大きめにして棚の奥に封印
- iPadは電源をオフにして棚の奥に封印
とにかく「時の見えるもの」は一切合切、目に入らないようにしました。
そうすると不思議なことに、
「何かやらないと何となくまずい!」
と恐怖的モチベーションがはたらき、普段の5倍くらい仕事がはかどるようになりました。
なぜ時計を消すと作業が進むのか
これ自宅フリーランスの方あるあるだと思うのですが、
「昼の12時……お昼食べてからやろう」
「14時か……ちょっと昼寝してから」
「17時……やばい寝すぎた」
「20時……お風呂入ってからにしよ」
「22時……そろそろやらないと」
「24時……まあ寝る時間ずらせばいいし」
「えっ26時!?仕事しなきゃ!」
っていう実働遅延現象。
「試験前に部屋をかたづけたくなる法則」としても有名な一種の現実逃避ですが、これを打破しないことには明日への扉が開きません。
ところで、一般に仕事の生産性を縦軸、時刻を横軸とした時、仕事の生産性は起床の3時間後に極大値を、就寝の3時間前に極小値を取ることが知られています ※いません
朝6時に起きて夜24時に寝る人物をモデルにすると、生産性と時刻の関係は次の三次関数で表されます。
さらに、上記を関数f(t)で表す時、その接線の傾き(モチベーションのプラマイ)に対応する導関数f'(t)は下に凸の二次関数グラフを描きます。
これらのグラフから読み取れることは、
- モチベーションは、起床した瞬間が最も高い
- モチベーションは、起床後3時間を過ぎると「後回しにしよう」という意思に変わる
- モチベーションは、「おやつ」と「昼寝」のコンボが待つ15時に最も低くなる
- モチベーションは、就寝3時間前になると「そろそろまずくね?」と上昇し始める
- 体力を使ってダラけている日中は、体力を回復している就寝中よりも生産性に劣ることがある
ということ。
そしてこれらは、時刻の変数tに依存する関数です。
つまり時計を排除して時刻を不可視にすることで、時刻を認知することによるモチベーションの低下(まだ◯◯時だから大丈夫)を抑制することが可能になるのです。
時間がわからない恐怖
「時刻がわからない」ということは、「あと何時間余裕があるのか分からない」ということ。
これ。
端的に言ってめっちゃストレスです。
怖いです。
いまちょっと休憩していいのか。
昼寝してもいいのか。
ご飯を食べていいのか。
すべてが分からない。
だから、とりあえずキリのいい所まで仕事を進めたい。
とりあえず安心できるところまでやっておきたい。
そんな心理です。
実際、今までブログ記事を書くのは仕事が終わってから(深夜帯)だったのですが、今この記事を書いているのは(たぶん)昼前の午前です。
やばいです。
普段なら15時間くらいかかってた仕事が、時計を消した途端(たぶん)3時間(くらい)で終わりました。
いま考えてみたら、ダラダラやってた時はたしかにソシャゲとかスマホとかアニメとかドラマとかちょいちょい見てました。
いま考えてみたら、「空き時間にちょっと休憩」なんてレベルじゃなかった。
「空き時間にちょっと仕事」だった。
そうしたムダな時間がすべて作業時間に変わる。
断時計すごい。
まとめ
「何かやる気が出ない」
「モチベーションが上がらない」
そう悩む全国の方々。
時計を消してみてください。
本当にはかどります。
1日が長くなるのでめちゃくちゃおすすめです。
Macをお使いの方は
から時刻を非表示にできます。
ぜひお試しください。