Webデザイナーってどんな職業なの?
Webデザイナーになるためには何が必要?
現役フリーランスのWebデザイナー(5年目)が「よくある質問」に答えます!
Webデザイナーとは「Webサイトを制作する人」
Webデザイナー(ウェブデザイナー)とは「Webデザインをする人」のことです。
そして「Webデザイン」とは、「Webサイトをデザインして作ること」を指します。
つまりWebデザイナーは「Webサイトを制作する人」のことです。
「デザイナー」という名前がついているので「芸術的なセンス・スキルが必要」と思われがちですが、実際にはコーディング業務(コードを入力すること)が大半を占めるため、しっかり勉強をすればどんな人でもWebデザイナーになることが可能です。
特徴やメリット
Webデザイナー最大の特徴は、就職・転職がかんたんにできること。
インターネット普及にともない、Webデザイン能力のある人材を求める企業は年々増えています。
全国的に求人が多く、新しいWebデザイナーにはつねに雇用のチャンスが与えられます。
また、在宅・リモートワークが可能なことも大きな魅力です。
ネット環境とパソコンさえあればできる仕事柄、最近は在宅勤務のWebデザイナーも増えてきています。
さらに、独立や起業をしやすいのもメリットのひとつ。
自分で手に入れたスキルと実績があれば独り立ちするのは難しくないので、会社で数年働いてからフリーランスとして独立・起業する人も多いです。
きわめつけは関連する他職業の多さ。
いちど「Webデザイン」を覚えてしまえば、その知識は以下の職業として活躍する際に大いに活かすことが可能です。
- グラフィックデザイナー
- Webエンジニア
- Webマーケター
- ブロガー
- アフィリエイター
- インフラエンジニア
親和性の高さによる、Webデザイナー以外の選択肢の多さ。
これも大きな魅力です。
年収と将来性
Webデザイナーの年収は平均300万円〜400万円。
「お給料がものすごく高い」とは言えませんが、これには理由があります。
Webデザイナーの特徴として挙げられる以下の3つです。
- 未経験でもOK
- 独立しやすい
- フリーランスでもやっていける
つまり、「自分で稼げるくらい優秀な人」は会社を辞めて独立することが多いのです。
「単なる労働力」として雇われ続けていても、大きな成果は望めません。
実際の会社で自分を鍛え、数年後に独立して大きなステージを目指す。
これがWebデザイナーの王道戦略です。
必要な知識・スキル
良いこと尽くしのように思える職業ですが、実際にWebデザイナーになるためにはそれなりの勉強・学習が必要です。
最低限必要なのが「HTML」「CSS」の知識。
これらはWebサイトを作る骨肉のようなもので、なにがなんでも絶対に必要になります。
実際の現場で「HTML」「CSS」の知識がないと非常にまずい事態に陥るでしょう。
「新卒」や「未経験OK」の職場に入ったのならその限りではなく、勉強しながら業務を行えばOKです。
その他「あると便利なスキル」としては「JavaScript」「CMS」「サーバ知識」「PhotoShop」「Illustrator」「ファイル管理」「バージョン管理」など多岐にわたります。
が、まずは「HTML」「CSS」です。
それさえ完璧ならとりあえず「Webデザイナー」として活動できます。
未経験の初心者が独学で学ぶ方法
Webデザインの技術は、専門学校に通わなくとも習得可能です。
おもな選択肢は次の4つ。
- ネットの記事で勉強
- 参考書を買って自習
- オンライン講座を受講
- オンラインスクールで学習
いずれにも一長一短があります。
くわしいことは別の記事で解説しますが、とりあえずすべて自宅で学習できるということだけ覚えておいてください。
多くのWebデザイナーは、Webデザインの技術を学ぶために実際の学校に通ったりはしません。
数十万円かかる授業を受けたりはしません。
人によっては完全に無料でWebデザインの勉強を行なってWebデザイナーになる人もいます。
費用が多い人でも勉強代は数万円ほど。
誰にでも可能で、お金はかからず、将来性もあるのがWebデザイナーです。
とはいえ、なんの努力もせずなれる職業ではありません。
勉強して実践する根気や時間的余裕は必須です。
まとめ
「Webデザイナー」は派生職業の多い仕事です。
いったん「Webデザイン」を学んでしまえば、Webサイトに関わる他の仕事にも転用できます。
今日のネットワーク社会においては、どんな仕事にも「Web」が関わってきます。
ずっと仕事に困らない「地力」が身につくWebデザイナーは、もっともおすすめの職業のひとつです!